三峯神社への旅~朝の境内散策②

三峯神社「拝殿」

前回(三峯神社への旅~朝の境内散策①)の続き・・・


拝殿前でとりあえず、前日に挨拶ができてなかったので済ませることにした。小一時間もすれば拝殿に昇段して祈祷を受けるが、”よろしくお願いします”とお伝えした。三峯神社はヤマトタケルが東征をした時に、ここの山河の美しさに国造の二神「イザナミ」と「イザナミ」を偲んで御宮を建てた。この神社の主祭神はこの二柱の神だ。

ただこの拝殿には「オンガ」さんと呼ばれるこの神社の御眷属の大ボスが”ドン!”と鎮座しているという話で、実際のこの山の神は先の「奥宮」に鎮座しているとのこと。前日に自分が先に「奥宮」に挨拶に行ったのも神在祭前日という理由に加えてこの理由もあった。


三峯神社「手水舎」装飾の龍


拝殿周辺には「手水舎」、「灯籠」、「ご神木」などがあり、さらに右奥に進むと「神楽殿」や他の摂社等がある。「手水舎」の龍がとても立派で美しくて写真を撮った。龍と言えば拝殿前、ちょっと左にずれると木柵で一メートルほど囲われてる。そこには「東日本大震災」後に石畳に「龍神」の姿に見える模様が突然現れたそうだ。


三峯神社「拝殿」前石畳に現われた”龍神”!?


自分もうっかりそのことを忘れて見過ごしてしまうところだった。じっくり見てみると、”どこかなぁ?”と一瞬迷う。実際、そのお姿はかなり薄い。水をかけると浮かび上がるそうだ。この写真にある御姿は撮った後にコントラストを強めに、色彩を強めにして浮かんできた。携帯電話の待ち受けにすると良いなんて言われているので、もちろん自分の待ち受け画面はこれにしている。

三峯神社「拝殿」前石畳に現われた”龍神”!?


こういった世界観は自分はあってもおかしくないのかなって思っている。”何だあれ?”のがたまにあるでしょ!気づく気づかないはその人の意識が向いてるか向いていなか。むしろそういう世界観も受け入れて事象をみると、実際の世界も広がって面白味が増すでしょ。


三峯神社「拝殿」前にて


こんな感じでサクッと境内を見学しつつ、写真もサクッと撮りつつ祈祷が始まるまで時間を過ごしていた。とにかく三峯神社の宿坊に宿泊する一番のメリットはこの静寂な早朝の境内を存分に楽しめる事。時期にもよるのかもしれないが、今回は15名ほどしか宿泊してなかったので、朝の散策に出掛ける人もまばらだった。

7時30分から祈祷が始まる。10分前には宿坊のフロントロビーに集合してくださいと指示を受けていたので戻ることにした。今回の目的の御眷属の「狼」さんを一体お借りするための祈祷が始まる・・・。

≪続く≫


三峯神社の旅~祈祷を受ける


正美






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