三峯神社への旅～ドリームスリーパー②

自分のコンパートメント番号

前回（三峯神社への旅～ドリームスリーパー①）の続き・・・

バスに乗り込み自分のコンパートメントを探す。予約したのは「B４」。完全個室なので正直どこでも良かった。配列も2列しかない。乗り終えて思ったことは前方の席が良かったのかも。バスって後部座席の方が揺れが大きいし、カーブの時の体感のふり幅も少し強くなる。昼便で仮眠程度なら後部でも問題ないと思うけど、深夜便だし少しでもこういったことに気づいて、席選びすればと次回の反省点。

座席配列

もう一点、前方席が良い理由は、通路幅も狭いのですぐにコンパートメントに入るほうがスムーズだと思う。初めての体験だし、動画で情報をある程度得ていても、自身の感覚で感じるのは大切だ。

コンパートメント内

やはり、実際にこの個室のコンパートメントを見ると”おぉ！”ってなるね。多少、料金増してもプライベート空間を持てるってバスってなかなか無い。木目の材質のデザインにとても品の良さを感じる。またグレー色のシートや扉の色との相性もあっている。今回は案外簡単に予約できたけど、また世の中が以前のようにスムーズに動けるようになり、週末限定が解ければ希望の席が予約できるだろうか？なにせ11席だしね。

付属のアメニティセットをとりあえずテーブルに集めてみた。

アメニティセット

・コンパートメント内用のスリッパ（入口で履かせてもらうものとは別）

・歯ブラシセット

・耳栓

・アイマスク

・ミネラルウォーター

・ウェットタオル

アメニティセットは持ち帰りOK。スリッパも黒色でロゴマークも入っているので価値あるなぁと思う。しかも計2足頂ける。

リラックスウェア

貸し出し用のものでリラックスウェアが頭上棚にある。ブランケットも二枚（一枚は頭上棚）ある。あとはヘッドホン（カバー付き）もあった。

右側座席のアメニティ等

アメニティ等は席の右手に全て用意されている。ウェットタオルはコロナ禍でなければ、車掌さんが乗車後の挨拶代わりに持ってきてくれるみたいだ。飛行機のビジネスクラス以上のサービスのようだな。最近はビジネスクラスでも端折る航空会社もあるけどね・・・。自分はこっぱずかしいので好きじゃないんだけど悪い気分にはならない。

”セルフ”ウェルカムドリンク（笑）

ある程度落ち着いて、出発前にコンビニで仕入れていたワインの小瓶とプラスチックカップを用意！あえて紙コップにしなかったのは写真撮りしたかったから。後部にあるパウダールームに紙コップの備え付けは実はある。でも、雰囲気作り大事！”セルフ”ウエルカムドリンクに、おつまみセットを添えて完璧～。（笑）

実はこのあと早々と眠りに着いたんだよね。席は完全にはフラット状態にならない「ゼログラビティー姿勢」のデザインになっている。個人的には足腰を伸ばし切りたいなぁと思うこともあったけど、この「ドリームスリーパー東京大阪号」のこだわりの一つ。

ドリームスリーパーのコンセプト

予定よりも到着時刻が３０分近く早く、池袋駅西口バスターミナルに到着をした。一番最後に降りようと決めていたので、のんびりと荷をまとめてバスを降りた。下りるとドライバーさんがゴミ袋を用意してくれているので、車内で発生したゴミを預ける。

”車内美化にご協力を～”

ってやつ。

総括として、この往路を「ドリームスリーパー東京大阪号」にした選択は大正解だった。しっかり金額分の体験もさせてもらえたし。もし機会があればまた乗車したいなと思う。ただぐっすり休める、休めないは個人差があるとも思う。何せバス移動だし、振動も大きい。寝台列車の旅も揺れるのは当たり前だし。それでも、こういう体験をすること、少しでも心にゆとり、潤いを得る経験を積むことは大事。

早く着いたおかげで、駅前のマクドナルドでさっと朝一のコーヒーを頂いて、予定より一時間早い西武鉄道・特急「ラ・ビュー」へ秩父へ向かった。

≪続く≫

三峯神社への旅〜特急「ラビュー」

正美