三峯神社への旅〜宿坊・興雲閣②

「三峯神の湯」


前回(三峯神社への旅〜宿坊・興雲閣①)の続き…


早速風呂へ!

と、タオルやら着替えを用意する。するとテーブルに部屋番号の張られたクリップがあった。何だろうと?と見てみるとスリッパ用のクリップだった。

”へぇ~~~!”

初めて見た。添乗員時代にもあまり見たことなかったなぁ。国内添乗が少なかったから、知らなかっただけかもしれないけれど・・・。

15時から入浴できるというので、3階にある「三峯神の湯」に向かった。

”神”の湯だよ!

”神”~~~~~!

確かに、宿の風呂や、宴会場に行った時、”自分のスリッパどれだっけ?”ってなるのよね。やっぱり、人が使ったものを間違って履きたくないので風呂では脱衣場まで持ち込んだり、宴会場では隅っこの方にわざと孤立して置いたりしていた。

確かに、このクリップがあれば少なくとも自分の部屋のスリッパだとは認識できるよね。

「三峯神の湯」の浴槽

さて、お風呂の脱衣場に到着すると貴重品ロッカーも数に限りはあるけども、ちゃんと設置されている。なかなか温泉って入る機会がないから本当に嬉しくなる。温泉だけというわけではなく、大浴場の類は日ごろから銭湯に通うものにとっては心も体も癒す場所なのよね。

実は今回「興雲閣」の予約を入れた時に、”温泉は一時休止されていて真水になります!”と聞いていた。どうやら、他の温泉の採掘工事やらなんちゃらで・・・。でもいざ到着すると入浴できるようになっている。だた日帰りの温泉客にはご時世で解放されず、宿泊客のみと限定されていた。

”宿坊に泊まることにして正解やった~!”

と、誰もいない浴槽に足を伸ばし感慨深げに温泉を味わった。

ご当地ポテトチップス

昨晩の夜行バスの疲れを取るために部屋に戻った後、少し仮眠を取ることにした。夕飯までひと眠りすればすぐなのに我慢できず、床につきながらご当地ポテチを頬張り始めた。ちょっと値段高めのポテチ!¥300くらいする。あっという間に一気食い。1時間くらい仮眠しただろうか・・・。

で、夕食前にまた風呂に入りにいった。(笑)

 

18時から6階の宴会場で夕ご飯が用意されていた。早速、スリッパクリップもこんな風に使える。チェックイン時にサービスドリンクをどれにするか聞かれる。確か「日本酒」「ソフトドリンク各種」のいずれかだった。自分は迷わず日本酒の冷でとお願いをする。

”でも・・・ビールが飲みたい!”
”あれ?メニューないなぁ・・・”
”宿坊だし、ドリンクも限られてるのだろうか?”
”でもビ~~~ル~~~~~!”

聞いてみたら、”ありますよ!”と。

”なんだ~あるや~んん!”

ドリンクメニューもちゃんとあって、聞かれたらって感じみたい。


ご飯もお代わり自由だったけれども、夕飯は遠慮した。ポテチ分もかなり影響があったかもしれないが・・・。でもお腹いっぱいご馳走になりました。ご当地品目で写真の左上「豚の秩父味噌漬け鍋」があった。これは秩父駅のお土産屋でも売っていたな。家でも豚切れを味噌で漬けて作れそうな気がする。

一番乗りに来て、ほぼ最後までのんびり食事をさせてもらった。

部屋で少しお腹休めをし、また風呂に入りに行く!温泉宿に来ればこんなものですね。

とにかく風呂風呂風呂・・・!


翌朝、朝の6時に境内の鐘が鳴らされる。ちょうど自分の部屋の窓の真下だ。そして「興雲閣」の玄関も6時に開錠されるので、静かな境内の散策に出掛ける。この早朝の境内の散策は、宿坊に泊まる宿泊客の一番のメリットかもしれない・・・。


≪続く≫




正美





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