ドラマ気質な人達・・・
昨日の朝イチの一枚 |
最近、職場で研修生の病院引率が続く。救急車に乗ることもあった。引率した殆どが結果的に“おいおい”とツッコミを入れる内容症状ばかり…。たまたま自分の担当した子たちがそうだったかもしれないが、他のケースもそういう場合が多い。
昔、「プロ野球を10倍楽しく観る方法」なんてタイトルのアニメがあったが、それを文字って「人生を10倍ドラマチックに演出する方法」的な、1を5や10増しにして事が持ち込まれてくる。
”はぁ~!?”
って言葉の抑揚が上がるケース、下がるケース、無いケース。実に様々だ。
今は特定の国籍の研修生だけなんだが、いつもの通訳さんがある日、”○○人はよく泣き、よく気絶するんですよ!”って、あきらかに呆れた感じで言っていたと同僚が教えてくれた。国民性というか気質もあるという。自分の国のそういうところをちょっと嘆いているというかそんな感じだ。でも、これまでの○○人の人達との関りで何となくわかるし、笑ってしまう・・・。
この前の救急車搬送のケースも”ドラマチック”だった。
夕飯の休憩を終えてシフトに戻ると引率を頼まれた。急に意識朦朧とし、会話ができないなんて状態で救急車搬送が決まったが、いざ救急車が到着、乗り込み救急隊員の処置になり・・・
体温問題ない
血圧問題ない
脈問題ない
血中酸素問題ない
なんだけどなぁと目に含みを込めて説明してくる隊員さん。
”はぁ~!?と私。語尾の抑揚は下がり気味・・・。搬送病院は決まり先生も、
体温問題ない
血圧問題ない
脈問題ない
血中酸素問題ない
なんだけどなぁと、こちらも目に含みを込めて説明する先生・・・。
”とりあえず、30分程点滴しておきます。終わったら、帰っても大丈夫です”
と・・・。
一夜明け、回復した本人のこの経緯の詳細を聞き
”あぁ、やっぱりね・・・”
となる。
通訳さんが嘆くのはまさにこういうとこなんだね。
”ドラマ~ね・・・。”
結局のところ、国民性というよりもドラマ気質か否か。国籍関係なく、その人本人の問題だなと自分は思う。ある程度、冷めて、俯瞰してことにあたることはどんなことでも大切だと。
ドラマには巻き込まれず、巻き込まれている”ふり”程度が丁度良いということか・・・。
”気をつけよっと!”
自分にまた念を押したとか、ないとか。
正美
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