三峯神社への旅~ドリームスリーパー①
ドリームスリーパー号のロゴ |
自分の48回目の誕生日を記念する旅。さてどこにするかと思案していた時、ちょうど出雲の「神在祭」の始まりと重なって”いいタイミング!”と一年ぶりに行こうかと思ったが、少し前から気になっていた埼玉県秩父の山にある「三峯神社」を参拝することに変更をした。
決めたは良いが、どうそこまで行こうか?少しでも旅費を安く抑えるにはと考え夜行バスで行くことにする。だだ一昨年、埼玉の大宮まで夜行バスを利用した時に持病の腰痛できつかった。どうも夜行バスは相性が良くない。とは言っても、少しでもスムーズな行程を考えると、夜行バスの利用は仕方のないチョイスだったといえる。
そこで調べて利用することに決めたバスが「ドリームスリーパー東京大阪号」という、完全個室のとても贅沢な夜行バスだ。たまたまこの便が運航している(現在週末のみ)のがわかり、すぐさま予約決済をすませた。自分の記念旅行、こういうところは贅沢してもいいんじゃない?料金は「早割3」で¥13500だった。
大阪からは始発の「門真車庫」から乗車を決めた。もっと便利な「なんば」「梅田・大阪駅前」乗車にすれば良かったが、特別仕様のバスを落ち着いて見てみたかったからだ。京阪電鉄の「門真市」駅から徒歩約15分弱。両備バスの「門真車庫」が始発地点になっている。添乗員時代によく乗った両備バスの青いバスがずらり並んでいる。懐かしい!正直、「門真車庫」は便の良い場所ではない。コンビニも1件程度だった。
折角の”夜行バスのファーストクラス”なんて形容される「ドリームスリーパー東京大阪号」を雰囲気だして楽しもうとコンビニで白ワインを購入。できれば瓶で欲しかったが、ここのコンビニにはなかった・・・。近くのスギ薬局にも行ったが、そちらはハーフのボトル。ちょっと量が多すぎた。
車庫の入口すぐ右手に待合所のような建物に気が付いた。近づいて見てみると「ドリームスリーパー東京大阪号」の専用ラウンジだった。靴を用意されているスリッパに履き替え出発準備が整うまでソファでくつろぐ。「門真車庫」までわざわざやってきた甲斐があった!黒を基調としてゴールドのアクセントが施されているラウンジ。とてもいい感じ。自分以外にももう一名ここから乗車する男性がいた。きっと同じ考えでこの乗車地を選んだんだろう。
そして出発時刻21:50の10分前にバスは配車され、ドライバーさんから出発準備が整ったと声掛けがあった。交通系のYouTuberの方の動画を事前に観ていた通り、バス乗車時には専用のスリッパに履き替え乗車をする。靴は用意されたビニール袋に入れてくれて、自身で持ち込む流れだった。
さて「なんば」で他の乗客を迎えて、翌朝08:05、東京・池袋までの約8時間の夜行バスが出発した。11席の個室は「満室」とのドライバーさんからのアナウンスが入る。すでに、自分の個室に入っていたので結局最後の最後まで「なんば」「大阪駅前」乗車の人達の顔を見ることもなかった。
限られたバスの車内のスペースでこういう空間を作り出すのは結構大変だったろうね。でも、すごく良いアイデアだね。夜行バスは値段を抑えようと思えば東京ー大阪間は5000∼6000円台まで下げることもできるけど、なによりも「経験」「体験」って大事でしょ!
≪続く≫
正美
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