10か月ぶりの三輪山登拝・・・
大神神社の二の鳥居 |
早朝にマクドナルドでネットサーフィンをしながら、大神神社のご神体「三輪山」登拝の状況を確認をしてみると、18日から再開しているとホームページに案内があった。その日は仕事が休みだったのでブログを更新をし奈良へ向かうことにした。今年に入り、できる限り月一はお参りを心掛けていたが、年明けと同時に登拝も中止(一度再開したかも)されていたので、気持ちが後ろ向きになり叶わないこともあった。
今月入ってすぐ御砂を頂きに行った時に、”また近いうちに・・・”と思いながら境内を後にしたが、こうして登拝が再開されたことに感謝したい。
登拝再開の案内版 |
マクドナルドでのんびりしていたので、いつも登拝に入るときのタイミングより少し遅めの到着になった。登拝再開の案内板も鳥居前に立て掛けられていた。混んでるかなと思ったが、やはり朝の大神神社の境内は参拝する人がまばらでとても静かだ。参道を静かに木々の葉が擦れる音を聞きながら歩くのはとても清々しい。
端折るところもあるが、祓戸社、天皇社、稲荷社など順にご挨拶して本殿から狭井神社の登拝受付で申し込みを済ませる。一応9時からだが、早い時は8:30から受付を始めているときもある。特に何かが変わっていたということはないが、登拝の申し込み用紙の備考欄に緊急連絡先を記入するよう指示があった。
登拝後、狭井神社前 |
10か月ぶりの登拝。足はどうだろうか?腰はどうだろうか?と不安だったが、登りだすといつもどおりに登ることができた。ゆっくりと登り続けていたが、ほぼいつものペース近くで奥津磐座に到着した。20代後半に大神神社とのご縁を頂いてもう20年近く経った。20代に初めて登拝した時の記憶は正直ない。若さ盛んにただ勢いで登っていたのかもしれないね。
下山したころには、登拝受付をする人で列ができていた。きっと自分のように登拝再開を心待ちにしてホームページをチェックしていた人たちが、こうしてやってきているのかもしれないと思った。
奉納された菊 |
境内の祈祷殿付近に奉納された菊が飾られている。これもこの時期に恒例となっている。去年は一眼レフでちょっとだけ撮影をしたと思う。今回は携帯電話のカメラで一枚だけ撮らせていただいた。十六菊花紋も上手くフレームに入れたかったが、いまいちの構図だったのでこんな感じになる。
きっと住吉大社も本殿近くに菊が飾られているはずだ。今の時期は「七五三詣り」の頃だから、家族連れも菊を背景に撮影をしていることだろう。
三輪明神の御神水 |
帰りの電車に乗り込むといつものようにうたた寝が始まり、あっという間にJR奈良駅に着いた。そして大和路快速に乗り込み天王寺方面へ向かう。奈良駅を出てすぐ郡山駅との間、車窓からは広範囲な遺跡の発掘作業をする人々の姿が見えた。その日、SNSで邪馬台国論の記事があがっていたが、個人的には邪馬台国は纏向の地ではなく、卑弥呼もこの地にはいなかったと思っている。
でも、この論争も落としどころが未だはっきり決められずにいる。遠い昔の事で仕方のないことだと思うが、いつか決定的な遺構、遺物が発見されると良いんだけど・・・。
今年あと2か月ほど。上手く事が穏やかに運びますように・・・。
正美
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