仕方のない対応・・・

住吉警察署長さんと私


仕事を昼前に終えて、一旦軽く仮眠を取った。そして父を伴だって銀行へ今回の解体作業費の振込みに出かける。170万近い金額を業者に振込む必要があった。高齢者の口座から高額の引き出しと振込みをするときは本人を同行させた上に、本人確認となる身分証明書がいる。あらかじめ用意周到で出かけたが、それでも手続きがトントン進まない。


”お父様に、こちらの用紙に”お名前”、”ご住所”、”金額”をご記入いただけますか?”


と言ってきた。


”父が手が少し不自由で字が乱れてしまうんですけど・・・。”


と言っても、”ご本人様にお書き頂いて意思確認を取らせていただいてます。”なんて切り返し。呆れてものが言えない。この銀行員さんは決められた仕事をしてるんだけど、その意思確認とやらは横に座っている父に確認もできるだろうと、内心は凄くイライラしながら応じた。


軽度の脳梗塞を患った以降に、利き手の動きが鈍くなっている。毎月姉の供養の写経を頑張って書いてもらっているが、乱れる字にとても胸が詰まる思いをいつもしている。融通を効かせられないものかなとも思う。でも高齢者の振込詐欺の被害が多いから仕方のない対応だと思う。


感謝状
防犯グッツやら頂き物


実際、自分も先日偶然に銀行の無人ATMで被害にあいかけた高齢者に気づき、取引を止めて警察に通報した。その高齢者の女性は完全に信じ切って危うく幾らかのお金を振り込もうとしていた。その女性に変わりで電話を一度取った。すると・・・、


”殺すぞ、てめぇ!”


と・・・。こんな屑がこんな人の良さそうな人を騙す。地獄に落ちろと思う。こういう輩から高齢者を守るための対応なので、グッと我慢して振込みを済ませ帰路についた。


正美

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