三峯神社と名古屋の旅~オンガさんの眷属と再契約・・・



10時40分過ぎに三峯神社に到着をする。途中のダンプ車とのすれ違い等の多少の時間ロスがあった。それでもほぼほぼ計算通りだったと思う。問題はここからで12時30分発の戻りのバスを逃すと西武秩父駅まで直通のバスは14時台になってしまう。名古屋入りが遅くなるわけだ。素早く本殿横の祈祷申し込み所で手続きに向かった。

前回は宿坊の「興雲閣」に泊ったが迷ったけれど見送った。理由は温泉が今出ていないそうで、さら湯のお風呂になっている。ボイリング工事に入っているそうでその湯が引かれてくる日程がわからない現状だそうだ。朝市の境内で”ピシッ”と気を張りつめた祈祷を受けたかった。スケジュールを組む上でこの宿坊に泊まる方が断然良い。


今回は両親宅を合わせて2体の御眷属を一年間お借りする。自分は前回お借りした御眷属をお返しし、新たに借りなおす。御眷属が入っているという木箱を丁寧に白い布に包んで大切に運んできた。手続き中に学んだことだが、木箱からお札を出してそれだけ持ってくれば良かったそうだ。木箱は毎年換える必要はない。初めて木箱を開けたが、こういうお札が入っていたんだね。開けてはいけないと思っていた。

自分は御眷属だけお借りする目的なので、何か特別な願いを祈願するわけはない。家内安全やら、身体健全、学業工場などなどを祈願すれば祈祷札を拝受する。自分は箱代を引いた¥4000。両親は箱代¥2000と祈祷代¥6000。2軒分で¥10000だった。11:30の祈祷に案内される。時間までは興雲閣の待合所で待機となるが、余裕があったので本殿にご挨拶に向かうと何だかんだと参拝の列ができていた。


11:30になり昇段し席に着く。”ドン!”と太鼓が鳴らされた。去年は朝の早朝、寒さに身が縮こまった状態で、太鼓が鳴らされた時に一気に体が反応したものだったが、今回は少し迫力がなかった気がする。神主さんの叩き方の違いだろうか!?今年も玉串を捧げず、本殿に向かい2礼2拍手1礼を玉串拝礼の代わりとした。授与所で今年の御眷属札の木箱を頂いた。自分はお札のみでその場で木箱に納めた。


祈祷自体は20分程で12時前には終わった。そのままバス停に向かう道中軽く腹ごしらえ。この味噌ポテトが超ホクホクで激ウマだった。いくらだっただろう?400円はしたかな?味噌田楽よりも絶対こっちの方が美味しい。たまたま味噌田楽のお店がお休みだったのでこちらにしたが、おかげで美味しい名物が食べれて良かったと思う。

バス停に付くと既に行列ができている。駐車場にはバスが2台あったが、12時30分発は1台運行とのこと。もう少しのんびりバス停に向かっていたら乗れなかった所だった。もちろん帰路は1時間半の道中立ちっぱなしとなったのは仕方がない。


今回三峯神社の御眷属をまたお借りしようと決めたのは、正しい道を歩んで、正しい決断をできるよう、もう一年「露払い」をお願いしようと思ったからだ。両親にとってはやっと落ち着く場所を持てて、この町で自分たちの生活を楽しめるようにと・・・。ちょうど昨年の今頃、11月の初めに両親の市営住宅の申し込みをして、ここ三峯神社で御眷属をお借りして家に戻った。その後希望に叶い市営住宅に当選。やっと引越しを終えたのが前任の御眷属との契約が切れる寸前の今の時期。ピッタリのタイミングに感謝している。


今度はゆっくりと訪ねて、のんびり宿坊で泊まることができますように!!!


≪続く≫



正美

 

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