計画通りに引越し!?・・・
前日の夕方、両親と階下の串カツ屋「勇屋」に食べに出掛けた。美味しかった。これからたまに行く便利な階下の食事処が遠くなってしまう。今のマンション1階のテナントはどこも繫盛している。とくに釜揚げうどんの「一心」は昼にはいつも行列ができる”売り切れ御免”の店。ビストロ「hana」は若い層に人気の雰囲気の良い自分にとっては格好のちょい飲み店。「勇屋」は学生さんをよく見かける。
”引っ越してもまた寄ってください!”
と「hana」の店長さんに声を掛けていただく。まぁ歩いてもすぐの距離なのでまたちょいちょい来れるとは思う。あとはお財布の中との相談。この2年全く貯金の”ちょ”の字もない生活を送ってきたのでこれから切り詰めつつ、それがストレスになり過ぎずの生活を実践していこう。
何とか終えた引越し。いや自分は引っ越し切れなかった。
とにかく頑張ったんだけどその日は両親の方を粗方終え、彼らがくつろげる程度まで仕上げて疲れ果てた。ほとんど物のない前の部屋にニャンズと自分は居残った。初めて両親が各々いた大通り側の部屋の一つで夜を過ごしたが相当の騒音だった。これからは両親は静かになった環境で過ごせる。そして自分も。
前の部屋の返却の立ち合い日まで掃除をしっかりしてオーナーさんにお返しをしないといけない。賃貸を借りている身分の面倒な作業の一つだな。大体はニャンズ猫神様たちが壁に残した爪痕、鼻水痕を綺麗にする。あとは不要になった粗大ごみ系を処理。何だかんだと3000円は超えそうだ。
一昨年に姉が急逝して両親と話し合いこの町に二人を迎えた。彼らの余生を心穏やかに、一日でも笑顔多く過ごせる環境を、そして自分自身もこれからの現実と向き合ったベストな環境を作るために一旦3DKの部屋で同居。その間にこの町の市営住宅に当選したら各々近くに別々で暮らす提案を立て2年でそれが現実となった。正直早い、また速い展開だったが、ありがたく満足はしている。
これでお互いに姉が急逝する前の各々の生活環境、距離感に戻って自分自身の生活に集中できる。自分はこれからもスープの冷めない、いや目と鼻の先の距離から彼らの心身を煩わす事、縁からの防波堤に自分はなって行かなくてはいかない。これもそれも彼らの人生の晩年を一日でも多く楽しく過ごしてもらうためだ。
プラスα3日が過ぎた今日、まだ組み立てられていない母のドレッサ、そして今日届くソファの組み立てをしなければならない。父も暇を持て余してるので手伝ってもらおう。あと5日で誕生日。明後日までに全部片づけなくては・・・。
正美
浜田麻里~Wish
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