三峯神社と名古屋の旅~出発・・・


なぜか有休を3日だけ申請をしたら、いろいろ事情が重なり公休と合わせて5日間の休みとなった。ちょっとした秋休みといったところだ。ただそんな恵まれたお休みの日数でも丸々5日間出かける費用の余裕もなく3日間だけを今年の誕生日旅行に充てることにした。引っ越しの後片付けをできるところまでバタバタと家を出た。

なかなか行く先の定まらなかった今年の旅行。結局は去年と同じ秩父の「三峯神社」へお礼参りと、そこから一気に名古屋へと移動する3日間となる。目的が一つの地域で収まっていれば良かったが、今回は離れてしまったためにこんな行程になった。秩父までの移動は去年と同様に夜行バスを利用した。出発までの時間は久しぶりに梅田の夜を散策をする。クリスマスのイルミネーションが賑やかに点灯していて日曜の夜は凄い人出だった。


夕飯を食べようと初めて「LUCUA」の地下のレストラン街に行った。とにかく若い人たちの数に驚いた。”若い子達ってこの辺りに集ってご飯を食べているんだ”と活気があって楽しそうに歓談する姿を眺めた。人付き合いでこんな感じで数人で外食なんて何年もしてない気がする。どこの店も人人人。自分が入る余地が全くない。”場違いだわぁ~”とグルグルと歩き回り一番奥ばった場所にフードコート的なお店があった。そこでグラスワインとおつまみセット(一人分)で1000円程度でそこに決める。

周りをみれば何となく一人飲みをする若い人や、ワイン好きな中年カップルもいる。”ここなら場違いじゃないかも~”とほっと一息。”やっぱり出かけなくなると、世間から取り残されるなぁ・・・”としみじみする。生活に潤いを与えるのはこういう風に毎日、毎月じゃなくても数か月に1、2度外食に出かけて、人と交わることも大事だなと感じた。生ハム、サラミ、チーズ、イチジクもどれも美味しく感じる。また来よう!


夜行バズ「ウィラー」の発着場は北梅田のスカイビル1階に専用待合所がある。初めてここから出発をした。北梅田は今やっと開発が進みだしたが、それに先立ってもう30年前にできたのが「梅田スカイビル」。そして合わせて建ったのが側にある「ウエスティンホテル大阪」。離れ小島な場所に30年のもの間ずっと細々と北梅田の本格的な開発を待っていた。”よくもったなぁ~”と思う。もちろん開発を先読みして店を出していた小さな店舗は30年の間に消えたところが多々あっただろう。

北梅田の元JR貨物跡地はやっと今の大阪維新の会主導の府市行政になって進みだした感が無くもない。あと2025年の万博開催に間に合わせることも上手く行っているようだ。ただこの北梅田の土地は曰く付きの土地「大坂七墓」の一つ「梅田墓」があった所で何となく陰気臭い感じがする。30年前からスカイビル方面へは地下道を通るがほんと雰囲気悪い。これからどう変わるか楽しみだけども、あまり通りたくはないかなと思うとか思わないとか。


「ウィラー」のターミナルはやっぱり夜行バスを利用する若い子達が多い。値段の手ごろさからも若い子達の利用が大ことがわかる。自分は値段もそうだけど、夜行バスの移動で旅の行程が上手くやり繰りできるから。ただ腰痛持ちだから車中で眠れるかと言えばそうでもない。今回は「コモド」というシートを選んだ。前回は「リボーン」というシェルタイプのものだった。カーテン仕切りもあるので簡易だけどもプライベート空間は維持できるのが嬉しい。多少値段プラスになっても良いから「リボーン」のシートを快適に改良してくれたらそっちを選びたいなと思った。

そう言えば「ウィラー」の路線で福岡・佐賀があった。東京までの移動とあまり変わらないかなと思うけど、次回何かしらで行くことあれば手段の一つで覚えておこう。ただ関空からピーチで飛ぶ方が断然楽だし、そんなに値段も変わらないだろう。


東京・池袋西口には翌朝の5時半頃には到着した。かなり時間の前倒し。去年も来ているのですぐそばのマクドナルドでコーヒーを飲んで特急「ちちぶ」の始発まで時間調整をする。前回は7時台の特急「ちちぶ」を利用したが、到着後の三峯神社へのバスへは凄い人が並ぶことが予想できたので余裕をもって西武秩父駅に着くようにした。結果、それが正解だった。

”さすが元添乗員!”

時間配分完璧過ぎ~~~~!


≪続く≫



正美








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