三輪山と大和路とのご縁・・・

昨日の朝、なかなか一日の過ごし方が決まらないとうだうだとしていた。そんな時間のお暇つぶしでブログ更新をした。

「集団ヒスにマンマ・ミーア・・・」

一旦、家に戻り猫様たちのトイレを掃除、部屋の風通しやらをして「大神神社」に結局は行くことにした。再来週に佐賀に行くつもりで、念のために土地の清めの御砂を貰いに行くため。そして”夏越しの祓”の人型を両親分と合わせてもらう。それと三輪山と大鳥居の撮影ポイントの位置を確認しに行く。この3つの目的。

大神神社の”夏越しの祓”の神事は来月末だから余裕があるが、忘れてしまわないうちに段取りをしておく方が良い気がする。

行きの電車の車中にまた読み返している「日本書紀」の神代上下の章に目を通そうとしたが、案の定車中の温かい日差しに眠りに落ちてあっという間に桜井駅。眠気のせいか、うっかりニット帽を車中に忘れてしまったようだ (-_-;) 

一本後に走っていた特急「しまかぜ」を写真にちょこっと納めて、まず歩いて三輪山と大鳥居の撮影ポイントを探すことにした。結構距離はあるけど、歩けない距離でもない。しばらくして少し余分に歩いてしまったけれども、それらしいポイントに到着して写真を撮った。

”ちょっと遠い!?”

”何かちがうな・・・”

と、感じて田んぼの畦道を抜け、田植えをする人たちを眺めながら探すと”ここだ!”というポイントがあった。

夏が近づく青い空。モコモコとした夏の雲。それらを背景に三輪山と大鳥居の姿が際立っている。古の時代からこの山はご神体なんだなと大鳥居の位置を見ると思えてくる。極端な三角錐というわけではないが、綺麗な形をしている。頂の部分が「奥津磐座」だなと眺めた。しばらく眺めていると三輪山の頂近くから筋の雲が立ち込めてきて、どんどんと西の方角へと伸びていった。瑞祥の雲だろうか!?折角なので撮っておこうと自撮りをしてみた。

 

撮影ポイントも確認でき、「大神神社」へ向かった。途中に、小川が流れていて橋に”やまとがわ”と文字が刻まれている。

”大和川ってここを流れてたのか!?”

と、今更ながら気づかされた。今住んでる場所のそばに通っている長居公園通りは古の住吉灘からの大和路。そして隣町の我孫子と堺市の北花田との間には大和川が流れている。何だろうかその”やまとがわ”という文字に自分が好んでやって来る三輪、桜井の地域と20代から事あるごとに生活基盤に選んだ土地との強い縁を感じた。

 

昼過ぎの「大神神社」の境内は青々とした木々がとても清々しい。順にお参りをして、今回は狭井神社で空になったペットボトルに御神水を分けて頂いた。やっぱりホームページの案内通りに登拝はまだ中止のままだ。仕方がない・・・。でもこれでいいのかなと思うところはある。

境内を出る前に、人型を忘れずに予備も含め数枚手に取った。両親にもちゃんと夏越しの祓をしてもらい、残りの半年も無病息災で過ごしてもらおう。これから夏が本番になる。来週から天気が崩れてくるようだが、熊野詣も佐賀も上手く梅雨の中休みに当たればと願っている。


そういえば今まで気にも留めていなかったけども、近鉄桜井駅にはこんなものがあった。モザイク画というのが正しいのか?古墳時代をイメージしたものだった。何度も何度も来ているのに、目に入らない時は全く入らないものだと。急に目につくときは、これまた急なんだと思った。



正美







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