1年前に蠍座を観た時の話・・・
そしてちょっと「あたおか」な話。
昨晩、夜間の施設巡回をしていた。正面玄関の敷地に回り、駐車場に出て南の空を振り返る。蠍座のアンタレスが輝いていた。強く白く輝いているというよりも、赤みを帯びて仄かな輝きだ。それでも1等星で、蠍座の中心になる老星。
”そう言えばこの位置・・・。”
”去年の蠍座を撮影したポイントだな!”
翌昼過ぎに仕事を終えて家に戻り、暫く身体を休めて銭湯に出掛けた。そして風呂上りにビール缶を飲みながらその事をまた思い出す。そして写真を撮影した日付を写真フォルダーで振り返った。5月30日だった。
”やっぱり今頃だったな・・・”
昨年のその日、夜間巡回に出掛け施設外に出ようといつもの非常口を出た。そして南の空がほどなく見渡せる非常階段から空を眺めると、
”アンタレス、アンタレス”
と、急に自分の意識にその言葉が強く語り掛けるような感覚を持った。
”はて・・・!?”
と、思いながら持っていた携帯電話のカメラを撮りだし南の空に上り始めていた蠍座に向けて夜間撮影を試みた。iPhoneでも上手くやれば星座が撮れる。iPhoneを固定する場所を決め、タイマー撮影を何度かする。急に蠍座を撮りたい衝動がどこからともなく湧いてくるのが不思議だった。とにかくアンタレス、蠍座が気になって仕方がなかった。そして、撮影した写真の映像を見ると蠍座、そしてアンタレスも写っている。
”良い感じ~・・・、おや・・・?”
何か星座じゃないものが写り込んでいた。拡大して見ると、確かに星座の星じゃない発光体の一定間隔の点が4つ。ある疑念がわいた。たまたまの偶然かもしれないしとその考えを流すことにし、巡回の勤務に戻ることにした。しかし、
”アンタレス、アンタレス”
と、まだ意識にその言葉が働きかけ続ける気がしてならない。そうなら、もう一度別の場所で蠍座が見える場所で撮影をしてみようと、同じようにiPhone本体を固定する場所を決め、タイマー撮影をした。するとまた同じ発光体が写っている。しかし、今度はその発光体の位置がずれ、そしてその点の間隔が編隊を崩すかのような位置関係だった。
”UFOですかねぇ!?”
的な軽い感じで撮影を続けた。これまで自分の目でこんな現象を見た事はなかったが、実際にそれに遭遇している人達も知ってるし、体験談などもあちらこちらで聞く。ただ自分はその辺はあまり縁ないんだと思っていた。
この話をするのはそういう事象があるという自分の考えが前提になっている。だから、そう言う世界観がない人たちには単なる「あたおか」話だと思う。人それぞれの世界観だしご容赦を・・・。
”見せられたのかな!?”
そんな風に考えてみると、何かロマン、夢があるとか無いとか・・・?
正美
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