薔薇や、赤や、白や・・・


仕事から戻り、玄関の扉を開ける。気配を感じてワカがのそのそと”お帰り~”と出迎えてくれるのがいつものパターン。最近はどうもガクもそれに加わる。大概は父の布団の中から出ようともしなかったのに。夏が近づき朝寝、昼寝をするポジションが変わったからか!?

帰ってしばらくは二人のポジション争いが始まる。胡坐の上、胸の上、股の上やら。落ち着いて自分も仮眠に入れば、しばらくは一緒にいても昼はほとんどは父の部屋で過ごす2人。いつの間にか消えている。気まぐれ猫族。そんな気まぐれ距離感が自分には丁度いい。似たもの同士ということだ。

 

金曜/土曜の夜勤にあたると、勤務明けの土曜は近所の銭湯が休みで若干遠征した銭湯へ出かけることなる。決して悪い銭湯じゃない。きつめのスチームサウナと水風呂を数回繰り返しスッキリ。締めは風呂上がりのビール。帰り道、スーパーの横のマンションの赤い薔薇がまた新しく一厘咲いていた。ここの薔薇はいつも目の保養をさせてくれる。いつも手入れされ、薔薇だけでなく百合や、今の時期紫陽花も。オーナーさんの趣味か、それとも管理人さんなのか?

 

もうピークは過ぎてしまった今年の薔薇シーズン。近所やら出先で撮りっぱなしの写真がフォルダーに放置されたままだ。携帯カメラ撮りがほとんどで、才の無いワンパターン構図だが、いつもその花弁の開き具合や、天候で変わる雰囲気、そしえ萎れ具合は同じであることはない。”また同じもの撮ってもた~”ってことはないんだよね。

”さて、今日も仕事!”

昨日まで現場施設に宿泊していた某企業の新入社員の最後のグループがチェックアウトをした。ご時世の行動制限、自己管理が厳しいからかもしれないけども、今年度の新入社員さん達は何となく”当たり障りなく行きます~”という彼ら印象。大概、数人くらい癖の強い子はいるものだけど・・・。実際のところはわからないよ。彼らと距離はどうでもいい「時世の不都合な隔たり」で、彼らの本当の姿、表情も知らない見えていないということもあるので勝手な思い込みも良くないなと思う。

 

思い込みと言えば、昨晩、階下のビストロに行った。もうすでに予約席やらでテラスも含め先客だらけ。まだ18時台なのに。一席空けてもらうと、オーナーさんが・・・

”江頭さん、白で!?”
”いや、今日は赤で!”
”すいません。いつもの思い込みで・・・”

たまたま夕食で赤を口にしてしまっていただけで、いつもなら白なんだけど(-_-;) 

 

あっ、そう言えば店のスタッフ全員、昨日はノーマスクだった!?厨房にいる店長さんは遠目でわからなかったけど、オーナーさんといつものバイトのお兄ちゃんの口の動きを見たような、感じたような・・・。言葉、言霊、その音が発せられる口周りの動きを自分は結構意識しているのかもね。

ちょっと、昨晩は何かいつもと違う感覚があったのはこれだったのかも。とても良いものだったし、これで良いんだと思う。

世の中がそうであり、そうであれ!


13年前、チェコのチェスキークルムロフの「バラ祭」の一コマ。中世の時代の衣装に身を包んだ彼ら。Facebookの過去記事のリマインダーがこのブログ更新と重なった。この時、まだ自分は30代半ばか・・・(笑)

”命一杯やれてないかもな~!?”と思えてた当時も、

♪超超超、超超超、超超超超いい感じ♪

どころか実は命一杯だった30代!

この写真にまた思い返される。

”懐かしっ!”

正美











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