やっぱり「長居」が好き!・・・


今回のお題は“やっぱり「長居」が好き!”ということで、呟いてみる。

夕刻前の時間帯に銭湯に行った。最近は露天風呂で本を少しでも読み進めたりする。締めはロビーで火照った体を缶ビールで落ち着かせる。こんなルーティンをほぼ毎日繰り返す。いつもならそのまま家に戻り夕飯の流れだが、以前から気になっていた銭湯の真ん前の串カツ屋に急に入りたくなった。両親とは”どんな感じだろうね~”と話してはいたが、なかなか暖簾が潜れなかった。


急に”よしっ、入ろっ!”と店に入ると、依然通っていた廃業した銭湯から顔見知りの年配の男性、そして趣味の良い木製の銭湯桶を持っているたまに会う40代だろう男性がいた。お互いの顔の面識はあるので、”おぉ~”みたいに会釈を交わした。そして年配の男性の隣に座り”ちょい飲みセット(付きだし、串5本、生ビール一杯)”を頼む。

”あれ?今日もう風呂行ったんですか?”と声を掛けると、”おったで~”と・・・。たぶん露天風呂で本を読んでいたので気づかなかったんだろう。ちょっと不愛想という雰囲気を醸し出しているおっちゃんで特に銭湯で会話をすることもなかったが、廃業してしまった銭湯の話など意外と普通に会話ができた。とっさに潜った暖簾だったけども、こうした縁繋ぎができたことにちょっと嬉しくなった。


「長居」という町との縁は1998年の春から。つまり24年。でも、実際トータルで生活している期間は7年。途中2度実家のあった尼崎に戻ったり、仕事で北海道に行くことになり町を離れてしまった。それでやっと三度目でまた戻ってこれたのが2017年の今頃。5年が経った。”5年”という数字は一つの区切りという感じがする。この町に愛着、縁があると自覚しつつも長居できなかった過去。やっと腰を据えれるようになったのかなと考えられる年数かもしれない。

親も結局この町に呼んでしまったし、彼らも程なくこの町の市営住宅に入る。この先たとえ自分が仕事か何かの都合でまたこの町を離れるようなことがあっても戻る場所はこの「長居」になる。うちの猫様たちとも偶然にも縁をもらったのもさらにこの土地との縁が深まったという印かもしれないね。


結局、昨日は何だかんだと飲んでしまった。。風呂上りの缶ビール1杯。そして串カツやで生ビール2杯。あびこのバーでハイボール3杯。ちょっと飲みすぎだったかも、そしてお金使い過ぎたね。気を付けないと。それでも自分が住む町で行きつけの店を見つけ、通う回数が重なる。そして馴染みの人の姿を見て、言葉を交わし始める。

”何か気分が良い”

と、素直に感じれた昨日だった気がする。


やっぱり「長居」が好き!


正美




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