DECEMBER 2023 ~ 龍神三社巡り①(丹生川上神社中社)・・・
高見川沿いにある神社に着いた時は快晴でもかなりの冷え込みだった。他に参拝客はまだなく一番乗りとなる。車を止め、朱色の鳥居をくぐり拝殿に向かう。拝殿の中を覗き込むと「白馬」と「黒馬」の絵が飾られていた。この白馬と黒馬の意味は「神社ch」の宮司さんの話を聞くとよくわかる。あとで訪ねた下社には実際の白馬と黒馬がいる。ここのご祭神は「罔象女神(みつはのめのかみ)」とう水の神様とのこと。拝殿で挨拶を済ませ、脇にある「龍玉」を手にして「東の瀧」に向かう前に拝殿周辺を見て回った。
樹齢800年近い夫婦杉を「イザナギ」「イザナミ」に見立て、天の御柱のように案内通りに回ってみる。とても立派な神木だ。そして龍神社には玉を持った龍神の像もある。上社の「高龗神」と下社の「闇龗神」の龍神は別の社でお祀りされていたがちょっと良くわからない。自分が気になるのはコチラのほう。
境内をちょっと離れて5分程で高見川にかかる朱色の橋がある。「夢淵(ゆめぶち)」の景観は凄く綺麗だった。水の透明度もかなりある。そしてさっき拝殿で手にした龍玉を「東(ひむかし)の瀧」で思いを込め息を三回吹きかけて投げ込んだ。二つの水の流れが勢いよく交差する様がとても見ていて清々しく思える。知人よりこの近くにお不動様が祀られているとのことで探すとちょうど滝の裏、木に隠れて祠があった。
なんだかんだととても見て回るところがある。「神武天皇聖蹟」もその一つ。いつの間にか1時間くらい時間が経っていた。数日前の熊野詣ほどではないが、それでもこの日も車を結構走らせる一日で、次の目的地の丹生川上神社上社に向かった。
伊勢詣からの帰路に両親も偶然ここで同じように龍玉を「東の瀧」に投げ込めたのは偶然だったが、良い思い出になっただろう。母の動きは本当に不明だが・・・。
正美
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