全国一之宮巡拝 和泉国 大鳥大社・・・


全国に日本武尊が主祭神であったり、何某の所縁がある神社は結構あるみたいだ。昨年に行った三峯神社もそう。熊襲、東国征討へと西に東に彼が移動したからだ。そんな中で今自分が住んでいる場所から近場で訪ねやすい所縁の地は堺市鳳にある和泉国・一之宮「大鳥大社」で、電車に乗れば30分もかからない。駅からも徒歩で10分弱。

 

この日は午前中に日本武尊の御陵と宮内庁に治定されている「軽里大塚古墳(日本武尊白鳥陵古墳)」 を訪ねた勢いで、「大鳥大社」も参拝することにした。二度目となる。前回は数年前の成人式の日だったと記憶している。参道を歩く成人式後らしいカップルが参道を歩いていた。そのカップルの晴れ着の背中を見て、”なんか良いな”と思った。

一度訪ねているので道に迷うことはなかった。元々、道に迷うことはあまりない。その日の午前中は曇り空ったが、午後は雲一つない快晴に変わった。”そうそう、前回も快晴の天気だったな!”と、日本武尊の銅像や、拝殿の写真の背景が青空だった事を思い出す。ここに再度訪ねた理由は、日本武尊の像をもう一度見たいなとぼんやりと思ったからだ。ここの日本武尊の像はかなり男前の容姿ではないかと思っている。弥生時代の美豆良し(みずら)を結っている姿がとても凛々しさある。あくまで想像の世界の姿だろうけども・・・。

この神社は、能褒野で病死をした日本武尊が白鳥と姿を変え古市に飛来し、天へ高く舞い上がったあと降り立った場所に社が建造さらたと社伝にはあるそうだ。1900年前の話。きっと能褒野に埋葬された日本武尊の亡骸は、故郷の倭(大和)の地に返ってきた。白鳥という「象徴」に姿を変えて。その意図は何だったのかはわからない。本当は実在していないのか?という推論もあるみたいだけども、それはないなと思っている。

拝殿で参拝を済ませて、授与所を覗いてみた。もうすでにここの朱印は貰っている。何か日本武尊をモチーフにした授与品がないかなとみてみるが、それが全くない。もう少し日本武尊推しな感じを出しても良いとは思うのだけど・・・。そして、目についたのが華やかなデザインの御朱印と色紙だ。これは昨年の4月から12か月、月毎に授与される朱印で、それを12枚集めて満願。すると色紙が贈られるという。

月毎の御朱印はその月の花がデザインされている。宮司さんに話を聞くと花は疫病とかを祓う力があるというので、積んで疫病退散をする神事が昔にあったこという事だ。凄く華やかで縁起物感がタップリと出ている。黒を基調にした色紙がとてもシックな感じがしてとても欲しいなと思った。



来月、佐賀に久しぶりに日帰りで訪ねる予定でになっている。昨年からの父方の実家の土地の様子見に行く。ついでにどこかサクッと立ち寄りたいなと思っているけど、どこかピンと来るところはないだろうか・・・?時間があれば「武雄神社」にまだ行ってないので行きたいところだが、ちょっと今回は無理っぽいな。

佐賀から福岡の戻る道中ってことなら、志賀島の「志賀海神社」に行けなくもないんだよな。最近読んだ本にも出てきていたし、ちょちょっと事を片付けて行けば時間は取れなくもないかもしれないね。フライトが17時台だから何とかなるかも。

暖かくなり始めて、動きやすくなってきた。懐具合を見ながらコツコツ巡って行こう!


正美












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