師走の熊野二社詣②~熊野本宮大社・・・
前回(師走の熊野二社詣①~玉置神社・・・)の続き・・・
玉置神社を出発し50分ほどで熊野本宮大社へ到着する。今日は土曜日ですでに参拝客の姿を多く見かける。駐車場に熊野交通の観光バスが止まっていた。バーナー表示をみると「熊野三山めぐり」と書いている。
”懐かしい~”
よく乗ったこのツアー。確か東京からのお客さんをこっちで受ける仕事だったなと記憶をたどる。タイミングよく空も晴れてきた。ここに来ると自然と元気が湧いてくる。
本殿へ向かう鳥居の狛犬たちは相変わらずマスクを着けている。そばに白川上皇が歌があった。熊野詣を詠ったものだろうか?参道の階段を上がる。結構、きついんだよなこれ。昨年、両親をこの階段を上がらせたね(笑)
気温も幾分温かく感じた。もうなんだかんだと昼前に近づいている。手水舎をみると?
”ん!?君いたっけ?”
とカラスがいた。よく見ると強引にマスクもつけられている。気の毒だねぇ、全く。世相に合わせて、人間様の様式に合わされるなんてねぇ・・・(-_-;)
階段を上り切ると、案内看板があった。今年の宮司さんの「一文字」の書の奉納は12月18日だそうだ。昨年は20日に参拝し令和二年度の書「前」が飾られていた。翌令和三年へ向けてのメッセージでもあったそうだが、自分にも、家族にとって「前」という一文字はとても感慨深い一文字だった。ニュースの報道を楽しみにしたいと思う。
本殿への門をくぐり、一つ一つの社に順に挨拶を済ませる。
”やっぱり、良いよねここ~!”
何度目ともなるこの本殿前の空間。いつも空は青々としていることが多い。授与所でお札だけ購入する。来年の干支(寅)の限定250枚の絵馬もまだあった。今年は行くとこ行くとこで絵馬を持ち帰っていたが、結構部屋がわさわさして遠慮した。
今年のお御籤は、昨年の内容よりもとても穏やかだった。そしてここも「信心せよ」「春遠からじ」的な・・・(-_-;)
”また、このサイクルか!?”
そしていつもの大斎原へちょっと散歩。携帯電話のカメラで写真をいくつか撮る。上手くレンズに光が差し込んで、鳥居前をその光線が遮った(一枚目写真)。
”渋いっ!”
そして、ちょっと摂社「産田社」寄りからの構図を始めて撮ってみる。
”あら、結構いい感じじゃない!”
”一眼レフ持ってくればよかった・・・(-_-;)”
でも、ここは大概逆行になる。晴れの日はちょっと難しい撮影ポイントだよね。多少曇ってくれる方が、鳥居もはっきりと撮れる。
”イイよねここは!”
毎度毎度のこの常套句(笑)でも良いものは仕方がない。来年は10年ぶりくらいに熊野古道歩こう!
ここ熊野と本宮大社の魅力を一番表現する動画、とりあえずまた貼っておこっと!曲が良いんだよね・・・!
自分にとっての熊野詣ではもう一社那智の滝を御神体とする「飛瀧神社」も含むんだけど、一度この後に行って、車を制限時間ギリギリに返却して疲れ果てたので割愛した。昨年は一泊していたから難なく回れたけど。また行く機会はあるから、その時に挨拶をすればいい。
帰りの道中、携帯電話が鳴った。母からだった。なんか母から電話があると一瞬”何かあったあのか⁉”とドキッとする。今年の事の一本の電話のトラウマになってしまっているのか?結局、ショッピングモール父と来ているが、前回観に行った眼鏡屋が無くなっているという。合流し探すと・・・。
”あった・・・!”
高齢者あるあるとして受け入れよう。後期高齢者夫婦の「夫婦ボケ漫才」と思えばそれでええ。さて来週は、伊勢詣で。ここも思えば縁深い場所で、旅先だなと思う。
お疲れさん自分・・・。
正美
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