伏見稲荷詣で「大吉」を引いた・・・

「コメダ」のモーニング


先週、両親と出かけた伊勢詣の帰りに京都のお寺にちょっと立ち寄ったが、また京都に出掛けた。しばらくの間足が遠のいていた伏見稲荷詣りをしてきた。 行くときはサクッと足を運び、稲荷山に登る。ただ今年は姉が亡くなってドタバタ、気持ちに余裕がなく初めてだったと思う。

新しいお札を頂く必要もあったし、今年一年のご加護の感謝をしっかりと伝えて、佐賀の空き地が売れるよう取り計らいをお願いしてきた。こういう時に頼りになるのはお稲荷さんだと思っている。ちょくちょく通っていたおかげは分からないが、今年の初頭から諸事を処理するのに上手く事が流れる事が多かったと思う。

”お稲荷さんが動いてくれたのか?”

と、考えることも多かった。もちろんお稲荷さんだけではなく、これまで地道にご縁を頂いた神仏のご加護あればこそだと思っている。


「222」


出発する前にICOCAにチャージをしようとすると、残額が丁度222円だった。また自分の導きの数字だ。なのでこの日に伏見稲荷詣では正しい流れだということだろう。いつものように地下鉄から京阪電車に乗り換え伏見稲荷駅に着いた。人気のまだ少ない時間だった。近辺に住む人たちが出勤する姿を見て、そして開店準備に入る商店の従業員の様子を見ながら入口に向かう。

途中珈琲の「コメダ」があった。

”そういえば、誕生日ギフトでコメダのクーポンもらったな!”

と、帰りに立ち寄ることにした。


伏見稲荷駅前


鳥居をくぐり、本殿へ向かう。いつも自分は本殿でご挨拶を済ませてすぐに稲荷山に入る。そして頂上の一の峯の社に挨拶をする。8時台でも参拝客はもういる。インバウンドがさかんだったコロナ禍前はこの時間でもかなり賑わっていた。でも今はワサワサしてないので、これぐらいが丁度良い。本殿にご挨拶を済ませ、社務所でお札だけ購入を済ませておいた。

久しぶりの稲荷山。とくにしんどいという事はない。もちろん上りの階段はあるが、他の山に比べて楽なものだ。神域との境と言われる鳥居を過ぎると、色々あった一年を振り返りつつ、無数のお稲荷さんの像を眺めながら山を登るとあっという間だ。


稲荷山・一の峯入口


一の峯の鳥居前に着き、いつもの二体の狛狐さんにご挨拶をした。やっぱり、この二体は他の狛狐さんとは別格だなと思う。


一の峯の狛狐(向かって左)

一の峯の狛狐(向かって右)
 
もう一の峯のお店も開いてたので、御神饌(¥1600)とろうそく(¥200x2)を購入した。ここでのいつものお参りの方法だ。すると社の前に白装束で金髪の女性がいる。見覚えのある姿だ。彼女は数日前に大神神社にお参りをした時に狭井神社の登拝受付前にいた。その日は参拝のみだったが、最近は山の中で見かけることが多い。

”こちらにも来ているんだ・・・”

と、気づいてないふりをして、お祈りの邪魔にならないようサクッと挨拶をすませた。山を登る道中に今年一年のお礼と願掛けの内容は心で伝えているので、”よろしくお願いします!”と簡素なもの。

伏見稲荷の一の鳥居

テクテクと山を下り、あっという間にまた境内に戻る。その頃にはすでにたくさんの参拝客が来ている。修学旅行の学生が本当にたくさん来ていた。そういえば伊勢神宮のおかげ横丁にもたくさんの修学旅行生がいたな。こんな寒い時期に大変だなぁ。でも学生生活の締めの旅行が中止になる学校もあると聞く。実際、甥っ子の学校ななかったそうだ。

みんな楽しそうに記念撮影に勤しんでいた。自分の修学旅行はスキー合宿なんてつまらないものだった。こういう旅行がしたかったね。

一の峯の御神饌みくじ

伏見稲荷をあとにして、家に戻る前に「コメダ」に立ち寄りモーニング。値段が高いだけコーヒーは美味しい。今回は頂いたLINEギフト券を使うし出費はないけどね。

一の峯で購入した御神饌にはお御籤が付いている。お供えを済ませて店に持ち替えるとお供え物をちゃんと袋に詰めてくれる。そしてお御籤を確認した。結構ドキドキする。

第1番 大吉
一代に栄へ~て末ながく 守る御かげをたもつ尊さ

”一番くじだよ!”

励みになるお御籤だ。上手く願掛けを叶えてくれるかもしれない・・・。温かくなったら、またご挨拶に行こう!


正美







コメント

人気の投稿