師走の熊野二社詣①~玉置神社・・・

 
玉置神社「ご神木」

久しぶりの連休。熊野詣に出掛けた。6時にレンタカーを予約し、まだ外が暗いうちの出発だった。それでも普通に行けても3時間は絶対かかる長い道のりだ。昨年は12月20日に両親を連れ、伊勢詣での道中に川湯温泉に1泊し詣でたが、数日前の雪が残っていてかなり危ない道のりだった。

玉置神社は標高1000mを超える山中にある。駐車場の手前の道は雪が残りスリップすると逃げ場がない。作業車が塩化カルシウムを蒔いていた。無事に駐車場に着けても境内までの山道の足元に氷が張っていた。それでも両親は何とか本殿まで辿り着きご縁を持つことができた。
 

この玉置神社はとても強い力を持った神がいると言われる。自分はすでに縁を繋ぎ数回訪ねているが、両親もこの強い神のご加護が必要だったのかもと、ふと昨年自分たちが経験した様々な出来事を思う。おかげかどうか無事に今年一年を乗り切り、こうして今年の師走を迎えた。そして今年は自分だけでそのお礼参りをしている。

風がとても強く吹いていた。ちょうど9時に到着し強い風が吹いていた。すると鳥居に近づくと一羽のカラスがどこからともなく羽ばたいて、鳥居のそばの枝に止まる。

神使のカラスか?


境内まではずっと強い風が吹いていた。木々の葉が強くこすり合って山中に強くこだまする。畏怖の念を感じずにはいられない、それくらい大きく響いている。昨年は確かに寒かったが風はなかった。とにかく冷える。


意外だったのが、まだ手水舎の水がまだ凍り付いてなかった。昨年、一昨年訪ねた時は完全に凍り付いていた。来週あたりからもっと冷え込みがきつくなるのかもしれない。

”おや!?”

本殿手前左手に授与所が新設されていた。挨拶を済ませ、来年の札といつもの悪魔祓いの護符を購入した。話を神職さんに尋ねると、今日からこの授与所をオープンしたそうで、昨日まではその引越し作業をずっとしていたと。こんな山奥の作業って大変だろうと思った。

自分はいつも年内に参詣する。ここの初詣ってどんな感じなんだろう?チェーン装着必須のような場所。夜中に運転してこの玉置山は絶対登りたくないわ!!!怖すぎる!!!


いつもの順序で巡り、また駐車場にもどった。ざっと45分程度。短い参拝なんだけど、なにせ片道三時間強。このあとまだ「熊野本宮大社」が残っている。今年は色々あった一年で継続中。やり過ごせているのも、こうして地道に神仏の縁を繋いでいるからだと信じようと思う。

今年の玉置神社のお御籤は、昨年ほど強いメッセージではなかった。いつもの「信心せよ」「春遠からじ」的な。要は、”まだまだ!”ってことですな(-_-;)


05:50    自宅(レンタカー店)出発
07:00    休憩(五條ファミリーマート)10分間
08:15    休憩(道の駅・十津川郷)10分間
09:00    玉置神社到着 45分間

今回は南阪奈道への道のり間違えなかった・・・。ここ間違えるとえらいことになる。帰りは間違えたけど・・・(-_-;)

≪続く≫



正美













 

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