川の字...
兄猫の学(ガク)はいつもくっついてくる。でも、妹猫の稚(ワカ)は遠慮をしてしまうタイプだ。彼女は物音や動きに敏感で、また野良猫時代からの臆病者だから、もう自分には危害がないと分かっていてもずっと距離感を縮められずにいた。
ところが最近の妹猫は、私がベットに横たわると猫とは思えない奇妙な鳴き声で近づいては甘えてくる。おそらく”撫でて”と訴えているのか体を擦り付けてくる。頭や、体、お腹を撫でてあげると嬉しそうだ。兄猫はそれを見て、慌ててやってくる。やきもちを焼いているのだろうか?
妹猫を保護してちょうど一年が経った。兄猫から半年遅れたが、やっと落ち着いてきた感じが出てきた。急遽、慣れていた部屋からの引越しが決まって彼らには迷惑をかけたけれども、落ち着いてくれたのは嬉しい。暫くはここで生活を続けていくことになる。ただ家賃は高いから、できればすぐにでも引越したいのが本音。でも両親が彼ら自身の生活、気持ちに本当に余裕を感じれるまでは次のステップに進まない。今は自分の中で定めた優先事項にそった生活を続けること。
そう決めている。
正美
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