サイゼのお一人様な婆ちゃん・・・
二日続けて昼下がりに近所のサイゼリヤに出掛けた。少しでも空調代を節約しつつ、本を小一時間程度ワイン付きで読める場所と言えばここなのだ。数日前は8月分の電気代の請求(来月引落し)来て、予定よりもグッと上がっていた。自分も我慢できずに空調のスイッチを入れてしまったのもあるが結構ショックだ。というわけで、図書館代わりのサイゼリヤが本当にありがたい。真昼間から飲んでいる残念な中年の憩いの場。
カリカリポテトにシチリア産の海塩がまぶされている。パクパクとつまみ、ワインをごくごく飲んでいく。幸せっちゃ、幸せな時間だと感じる。
通路を挟んで斜め前の席にいつの間にかおばあちゃんが一人座っていた。頭に黒の格子柄のスカーフを昭和の時代では「マチコ巻き」と言うのか、そんな感じの巻き方をして座っていた。どうみても80歳は超えているだろう。”お一人様”だった。こんな時間に一人で来る老婆。独り身なんだろうか?身内がそばにいる環境なら何となく”ポツリ”来ないような気がする。いやどうだろう・・・。
ウィーンに頻繁に出かけていた頃、巷のカフェではこんなご老人の姿はたくさん見かけたな。日本ではマクドナルドとかで多いかもしれない。記憶を遡っていくと学生時代にファミレスでバイトをしていたとき、何となくこうしてポツリ一人でやって来るご老人の常連客がいたような気もする。なんだろう?マクドナルドで見かける朝のご老人とはまた違う雰囲気を、こういうファミレスに一人でやって来るご老人は醸し出しているよね。自分は来年50歳。80歳まで生きているかわからないけど、体が動いてこんな”お一人様”生活しているのだろうか?と想像した。
節約しなきゃと言っておきながら、階下に一杯飲みに行く。金銭のバランスも取るのも大事だけど、心のバランスもしっかりとらないとさ・・・。言い訳かもしれないけどね(-_-;)
数日前に昔からお世話になっている知人が大病を患われていたたそうだ。たまたま連絡をとったら”かくかくしかじか”とのこと。また生死の境をさまよわれたと言う。でも生還するという"運の強さ”をお持ちだなと改めて思った。ご加護を強く受けておられてるのだろうなと。患った病気からSMSで連絡とれるまでの状況になるには時間がかかったのでは?詳細は退院されから直接伺って聞こうと思う。
健康あっての授かった命、人生、一生。最近、自分も思うところありだなと感じる。友人の「病気平癒」祈願を兼ねて、健康にご利益の強いと言われる神社に近々行ってみようと思う。
正美
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