ラブホ街のセーラー服女子・・・

谷町筋界隈に用事ができ、電車に乗る次いでだったので天王寺から二駅ほど歩いて「生国魂神社」(いくくにたまじんじゃ/いくたまじんじゃ)にサクッと足を伸ばした。二度目になる。朝に読み返していた本でちょうど生国魂神社が解説されていたので行くことにした。ざっと今から2000年以上前の神社と社伝は伝えている。ここを訪ねたのは祀られている神に興味があったからだ。

主祭神は「生島大神」(いくしまのおおかみ)と「足島大神」(たるしまのおおかみ)、そして相殿神に「大物主命」がまつられている。相殿(あいどの)は同じ社殿に二柱以上の神を合わせて祀ることをいう。どうやらここも饒速日命(にぎはやひのみこと)所縁のある物部系の神社。

人の行き来があまりない静かな神社だなという印象がとても強い。平日でもあるので賑わうタイミングでもないなとも思う。拝殿で参拝をしているときに外国人のグループがやってきた。外見、そして彼らが話す言葉を読み取るとタイ人のようだった。在住しているタイ人の人達だろうか?見様見真似で手を合わせて参拝をする子もいれば、その様子を眺めている子もいる。各々の信仰の違いかもしれない。

この神社の境内には摂社が十社ほどある。結構、馴染みのある神を祀っている社もあれば、聞きなれない神もいる。一応ぐるりと回って”あぁ、こんな感じだったなぁ”と確認だけにした。授与所のところで神社の由緒書きを貰ったはずなのに、あとで電車に乗るときに落としてしまったようだ。おっちょこちょい。ずぼらしてカバンに入れず、リュックの脇の網ポケットに差しただけだった・・・。

最寄り駅の「谷町九丁目」駅はすぐ近く。大体5分弱。なぜかこの神社までの道のりの一角はラブホテルが多い。”あぁそうだった!”と歩きだしながら思い出した。昼下がり、真夏の照り付ける陽射しのなかこのラブホ街を手御繋いで歩くカップルとすれ違ったり、ホテルに入っていく姿、出てくる姿を眺めた。”盛んな汗ばむ夏だ~!”

”ん!?”

セーラー服を着た女子が中年男性と手を繋いで歩いてきた。”未成年、未成年!”と思いきや、どうやら”増し増しのJK”さんだった。何が”増し増し”かはお察しください!どうやら、ホテルに入る前から”プレイ”が始まっているようで・・・そういえば、男子学生服の逆パターンのプレイはあるのだろうか?(笑)そういう刺激はきっと蜜の味なのだろうか・・・。ラブホ街って面白い。

前にも感じたけど、この界隈はちょっと異質空間の雰囲気がある。自分がいつもふらつくエリアとは違うというか、足元がおぼつかない感がある。

やっぱりセーラー服と言えばこれだろうか?

”快感・・・・・”



正美
















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