全国一之宮巡拝 薩摩国 枚聞神社・・・


関西空港を定刻の15分遅れで7:20に出発し、鹿児島空港に8:40に到着をする。今回も「ニコニコレンタカー」を利用し、方々を移動することにした。店舗まで送迎バスで移動し、手続きもスムーズに済ませ9:10にはすでに指宿に向けて出発していたと思う。本当に予定通りだ。

高速道路と「指宿スカイライン」(有料道路)を使い一気に南下。前回は高速を降り、ダラダラと海岸線を走ったと思う。とにかく長く、交通量も多かったという印象。道のりが長いと感じたが、今回は”こんなに早く着けるんだ!”と、池田湖近くから見えてくる開聞岳の雄姿を見て思った。ここまで1時間30分くらいだった。
 
 

ゆっくりと写真を撮影したいなという気持ちもあったが、とにかく11時までには開聞岳に登り始めておきたかったので先を急ぐことにした。そして道中に「枚聞神社」を通過するので、もちろん参拝をまず済ませる。今回で二度目のなる「枚聞神社」は全国一之宮巡拝の薩摩国の一之宮だ。天照大御神の別称「大日孁貴(オオヒルメノムチ)」が御祭神で、本殿の後ろには開聞岳の雄姿も見える。登山の安全祈願し、そして登山を終えて安全のお礼参りをちゃんとさせてい頂いた。



前回訪ねた時にすでに全国一之宮巡拝の御朱印を頂いていたのでお御籤だけを引いてみた。「大吉」だった。この日に参拝、そして登山を済ませたことは正解だったという事かもしれない。登山はとてもキツイものだったが、この日だけが晴れるチャンスだったのでこの日一日の流れに感謝をした。そして登山の疲れを癒すため温泉に向かう前に、前回に立ち寄れていなかった「玉乃井」という史跡に寄り道をした。


ここは伝承では天孫「瓊瓊杵尊」の子の一人「山幸彦」が海神の娘「豊玉姫」と出会った場所と言われている。古事記、日本書紀にある「海幸彦・山幸彦」の兄弟の逸話の場所。その場にいって神話の世界に近づいてみたかった。あくまで伝承の域だけども・・・。



今読み始めている日本書紀もやっと神武天皇の所まで読んだが、この神代から天孫降臨、そして神武天皇が九州から東征し、大和の地で初代天皇に即位するまでの流れはとても大事だと感じている。一旦、ここで古事記を読んだ時と同様に最初から読み返してみようと思う。なかなかすらすらと読める本ではないな・・・。

実は今回は全く予定にしてなかった宮崎の「都農神社」を翌日に訪ねることに決め、もう一か所全国一之宮巡拝の御朱印を貰うことになった。遠い道のりだったけれども、ここを踏んでおけば後は大分・熊本の一之宮と壱岐、対馬の一之宮を巡れば九州・沖縄の全ての社を巡ったことになる。

できれば5年以内には全部回りたいと思っているが、果たしてこのご時世それが本当にかなうだろうか?5年後、10年後の未来は本当に不透明過ぎる今の展開だな。


正美


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