祐徳稲荷神社へ・・・

ゆったりとした境内


時間と作業に余裕があったので、佐賀県の鹿島市にある祐徳稲荷神社へ足を伸ばした。日本三大稲荷社の一つになる。これで、京都の伏見稲荷神社、名古屋の豊川稲荷、そしてこの祐徳稲荷神社を参拝し日本三大稲荷社の全てを巡ることができた。


伏見稲荷は機会があれば、ちょくちょくと参拝に出掛けているが。豊川稲荷は一度添乗員時代に行ったきりだ。微かな記憶が残っているが、正直仕事で行ってたので心ここにあらず的なお参りだったと思う。だから記憶も薄い。機会があれば、もう一度豊川稲荷には行きたいと考えている。


境内地図


父の実家からは車で40分弱くらいだろうか。結構サクッと行ける距離だった。それほどの人でも時期的なものか、賑わっているとも言えないくらいの人出だが、落ち着いていて良かった。コロナ禍前はきっと外国人観光客も含めた多くの人出があったのかもしれない。それは、京都の伏見稲荷もそうだ。ただ、自分はこれぐらいが丁度いい。


伏見稲荷をお参りするときは、稲荷山にも入り一の峯までご挨拶にいく。道中の木々に囲まれた参道の右左に狛狐さんの石像がずらりと並ぶ。数が本当に多く、常に厳しく見られているような緊張感があるが、この祐徳稲荷神社はどことなく余裕があるというか、のんびり感がただよっている。


奥の院からの眺望


がんばって奥の院までの約300メートルほどの石段を登るがきつかった。近頃は登拝に出掛けていないので、体が訛っている証拠だ。奥の院の見晴らし台からは、有明海の眺望が望める。自販機まであったのでのんびりと休むこともできる。下りも結構な傾斜の石段が続いた。


玉みくじ
吉凶判断なしのおみくじ


お参りを済ませ、「玉みくじ」というのがあったのでご神託を授かることにした。いつもの吉凶の区別はなく、ご祭神からの言葉がしるされていた。要は”あんずるな”、”信心を保て”とずっとどこの神社でも事あるごとに頂く言葉だった。とにかく、今をしっかり生き、事にあたれという事だと思う。




祐徳稲荷神社の境内は、願掛けの風鈴がたくさん飾られ、それらがそよ風に揺られてとても美しい音色が境内に響き渡っている。癒しの音色だな。こういったところも、伏見稲荷で感じる独特の緊張感を感じることがない要因だろうか。きっと爺ちゃんたちも行っていたはずだからご縁を紡げたかなと思う。


平麺の「有明うどん」


道中にあったうどん屋さん、とても美味しかった!


正美

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