JULY 2024 ~ いつまでもあると思うな・・・


7月。

2024年の残りの半年を迎えるにあたり、先月の22日、ちょうど夏至を迎えた翌日に大神神社で夏越の大祓の茅の輪くぐり、ご祈祷を受けて来た。早朝から出かけ、まずは気になっていた山の辺の道の傍らにある「八大龍王辯財天大神・龗神神社」に立ち寄ることにしていた。それでもまず大神神社の拝殿と、狭井神社の拝殿で挨拶を済ませてからだ。今年は辰年。龍神にまつわる場所に一つでも多く足を伸ばしたおきたかった。

神聖さの塩梅が何か違う。しばらく前に訪ねた「石切神社・上之社」や昨年末に訪ねた「池神社」、もちろん「室生龍穴神社」等、奈良の熊野・吉野の龍神に所縁のある神社の気の張りつめる雰囲気はない。いつも神聖なものに触れるワクワク感、そして畏怖の念の感覚が薄かったかもしれない。。自分の感覚を信じよう!



大神神社に戻り祈祷を申し込む。巫女さんに鈴を振ってもらう事にこだわらなければ、準備が整でば7時台でも祈祷はしてくれる。宮司さんとマンツーマンの祈祷。今回は若い宮司さんだったが、とても誠実な感じがする宮司さんだった。玉串を奉納する祈祷にするか迷ったが、年末にしようと今回は見送った。宮司さんが振り奏でる澄んだ鈴音に耳を傾けながら残り半年を無事に歩めるよう首(こうべ)を垂れた。


2週間前に受験した「第一種衛生管理者」の試験に”びっくり”合格していた。”まさかまさか”の合格で、絶対不合格だろうと次の受験のタイミングに向けてテキストを読み返し始めていた。試験の1週間後に合否がネットで発表されたが、合格の受験者の番号数字の羅列を縦読みにまずみていて、”やっぱり駄目だった・・・”と思っていたら、横読みに番号をみたら「0079」の番号があった。

”マジか!?”

3年越しの合格。父方の実家解体問題で行政申請の手続き期限が数日しかなく、試験をすっぽかして佐賀に行って以来の試験。3年間ほったらかしにしていたテキストと過去問題集を読み返し何とか一発合格。緊張ををなで下ろす。今の会社にお世話になるうえで、これだけは取っておきたい資格だった。これで資格手当もいただけるので家の坊主たちのご飯代の足しになるのがありがたい。次の資格はどうするか今月いっぱい考えよう。友人に薦められてた本も読んでみようと思う。


”いつまでもあると思うな親と金”
”いつまでもないと思うな災難と運”

こんな諺がある。ちょうど父が83歳。母が数えで傘寿の80歳。彼らの健康問題で真摯に向き合う時期もそう遠くない。精一杯やろうと腹を括った姉の死以降、それなりにできているとは思う。でもまだ楽観的な所があったが、この諺を改めて肝に銘じて限られてる貴重な時間を過ごそうと思う。

「親」、「金」、「災難」、「運」、

どれも「後悔」という言葉と結びつく言葉だと思う。行動や言動の「後悔」だったり、選択の「後悔」だったり。”覆水盆に返らず”じゃないが、「後悔」の無いように、簡単に諦めの気持ちを持たないように納得いく時を過ごしていこう。

いつでも”スイッチオフ”で人生”お疲れ~”でも良いかなとふと思う時がある。でも、その前に自分の”お役目”は果たしたいと願わずにはいられない。7月も自分主体のスケジュールにはなりそうにもない…。



正美

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