JUN 2024 ~ 8割の壁・・・


”うっま!”

銭湯上がり、お風呂の後のビールの美味しさが日に日に増す季節になってきた。季節はこれから梅雨を迎えようとする前の高気圧に覆われる晴れの日。今年は何となく空梅雨のような気がする。一年の半分の6月に入り「夏越の大祓」に大神神社へ参拝する日をある程度目星をつけておかないといけない。やっぱり「夏至」後かなぁとシフトの予定とにらめっこしている。「罪」・「咎」はない(あくまで自分がそう思っている)が「穢」は自分で産んだもの、他人が産んだものを被ったものが色々とあるような。それらを半年分、三輪山の大神様に落としていただかないと。


昨日、3年越しに受験しそびれていた「第一種衛生管理者」の資格試験をやっと受験した。3年前に受験を予定していた5月に父方の実家(空家)の相続・解体問題が急に持ち上がり、解体助成金期限まで一週間を切ろうとしていたこともあり慌てて佐賀に飛ぶのに試験をドタキャンした経緯がある。それから3年。期を逃すと次回のタイミングまでのやる気が持続しないものだ。

昨年末前にこの資格だけはとりあえず取得しておこうとテキストを開いた矢先に、叔父が終末ケアに入ることになり、そこから亡くなるまで、そして亡くなった後の事後処理を一切合切片付け、終わったのが4月。そこから2か月ほど試験勉強をもっぱら早朝の朝マックで繰り返した。得意な学科項目、そうでないものがハッキリと見えてきて、試験問題の過去問もいつも同じ問題を間違え、それでいてまた覚えきれないという。マークシートなので問題と解答を雰囲気で丸ごと覚え込む勉強をした。



この試験を受けるために兵庫県の加古川市にある「近畿安全衛生技術センター」まで小旅行をしなければならない。自宅から正味2時間かかる。朝早くに出発して加古川駅の「タリーズ」でギリギリまで過去問を解いていた。できれば一発合格したいのは山々だ。何せ不便すぎる試験会場の場所。そして受験料も¥8000を超えて、交通費も¥3000を超える。もうね、お金だけが”ぶっ飛ぶ”悪循環。潤うのはこういうセンターで働く天下り職員たちだななんて、試験人数と受験料の乗算をついついしてしまった。いずれにしろ、合格するしかない。



試験会場に向かう前に、一か所近くの「日岡神社」とそ近くにある「日岡御陵」に立ち寄った。Google mapで会場を検索しているとあった。調べてみると結構興味深い神社で、御陵は古代史でも”あぁ~あの~”という人物のものだった。折角なので立ち寄っておきたいと思った。加古川駅から加古川線に乗り換えて一駅。「日岡」駅で降りて10分程歩く。境内の敷地を含めて結構立派な「日岡神社」だった。小高い丘というのか、小さな山というのかその傾斜に拝殿、本殿がある。

約1300年の歴史を持つ神社。景行天皇の皇后「稲日太郎姫(いなびのおおいらつめ)」が出産の際、主祭神・天伊佐佐比古命(あめのいささひこのみこと)が七日七夜安産を祈り、無事に双子の皇子が生まれたことから「安産の神様」として名を馳せた。皇子の一人は倭建命(やまとたけるのみこと)といわれている。


御祭神の天伊佐佐比古命は吉備津彦命といわれているけれど違うだろう。昔は「日向大明神」と称えられていたのが「日岡」に変わったという。拝殿に置かれていた季刊誌も「日向だより」。相殿の神々も天孫系の日向族にまつわる神々ばかりだ。ここまででなんとなく名前を変えて祀られている神が誰か何となく推測がつく。

それで陵の方は倭建命(ヤマトタケルノミコト)の母にあたる稲日太郎姫が眠っていると宮内庁が治定している。元々播磨國のお姫様で景行天皇の皇后となった人物。この地で亡くなったのかは不明だけれども、御霊はここで眠っているのかもしれない。倭建命/日本武尊に関する人々の人物像であり、ゆかりの場所というのはどうも不確かというか古代史のイメージを曖昧模糊にしているkとは拒めない。


さて試験ですが、頑張りましたよ!でも合格ラインの8割正解できたかはわかりません!2年前から問題の出題傾向が変わったっぽい。保留にして答えた問題が3問。自信のない回答が数問。書き直した回答が結局間違えてたっぽい回答が数問。44問中、8割ということであれば7問程度までの不正解までが猶予。

”微妙・・・”

合格した時の為の免許申請用紙と、あかんかった時の次回の受験申請書をそれぞれ一部ずつ貰って帰ってきた。もし不合格だったら次回は東京の試験会場で受験してもいいと思う。いや福岡の久留米や、宮城の仙台やら。旅のついでにってこともありだなと。

帰り、JRがどこかで車両トラブルがあり運行見合わせになった。ちょうど三宮で停まったタイミングだったので、すかさず阪神電鉄に乗り越えストレスなく自宅に辿り着いた。こういう運強さはあるなと常々思う・・・。


正美




 

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