AUGUST 2023 ~ へばる夏・・・
8月。
暑さが日に日に増す。2か月ほどやる気の出ない日がずっと続いていて既に暑さ以前にボーっとしている。何とかあと2か月この極暑を体力的に経済的に乗り切らなければという思いと裏腹に、8月初日の今日はどっと疲れを感じてる。もつかしら・・・。
先月末のある夜勤明けの朝、暫く前に呼び出していた姪っ子と再婚する相手さんと午後に顔合わせする日になっていた。その前に両親の所に立ち寄ると母が突然に鳥取の親戚に会いたいと言う。たまたま翌日から3日間の連休とあって、急遽次の日に鳥取行きも加わった。予定が膨らみあたふたした7月最後の3日間。姪たちとの顔合わせはおっさんの観察眼、五感六感アンテナを効かせてつつ、”やっぱりかぁ・・・・”という事だけ確認して、自分に”今俺キャパオーバー”と一旦事を脇に置いた。
家に戻りドタバタとレンタカーの手配、一泊の宿の手配をする。何とか手配できた。両親と翌朝8時にレンタカーを借りて出発。休憩を取りつつ、片道約4時間弱。ほんま遠いわ。車の中に差し込む夏の強い陽射しが右手をジリジリと照らし、空調を効かせていてもだんだんとボーっとしてくる。運転って大変。自分はなるべくコマ目に休憩を取る。長時間集中して運転し続ける人って本当に凄い。
小学生の頃、”兄ちゃん”と慕っていた親戚のオカンにあたるおばちゃんは89歳。施設に入っている。痴呆が進んで覚えていないかもしれないが、今のうちに母はおばちゃんに会っておきたいというのが突然の鳥取行きの理由だ。自分は中学以降に鳥取に行った記憶がないので35年以上ぶりに親戚を訪ねる鳥取。おぉ・・・・。
おばちゃんが診察を受けていた病院で合流となった。久しぶりに再会した兄ちゃんも64歳。郷里訛りと声以外は記憶の面影がゼロ。さすがに35年も年月だもんね。母もおばちゃんに再会できて嬉しそうだった。やっぱり会話はほぼほぼ一方通行。それでも心から慕うように一所懸命語り掛けていた母の姿が印象的だった。快活で小柄だけどもたくましいおばちゃんイメージが自分の記憶に残っている。
その後、子供の頃2度程度訪ねた親戚の家で2時間ほど過ごしホテルに向かった。添乗員時代にも数度泊ったことがある「三朝ロイヤル」。超古いホテルなのでクオリティーはお察しください。でも目を瞑るところを瞑ればまぁ”良いでしょう”レベルの宿になる。前回、北海道で母をケガさせてしまった教訓から広い部屋。そして夜間はある程度部屋の明かりをつけておいた。事故無し!ホッ・・・・。飯をタップリ食べて、温泉も入ったし日帰りなんて馬鹿なことしなくて本当に良かったわ。
大阪への帰り道に後期高齢者を8月の極暑に鳥取砂丘に連れて行った。とは言っても、砂漠に放り出すわけではなく、彼らの希望で「砂の美術館」に立ち寄った。彼らは以前に1度行ったことがあるが自分は初めてだった。今年は「エジプト」をテーマにした砂の彫刻作品が展示されていた。思った以上に素晴らしい内容だった。14年目になるこの砂の彫刻展は年々グレードがアップしているようだ。年代のパネル展示をみてそのように感じた。観る価値本当にあるね。両親も満足そうに携帯電話で写真を撮影していた。
本当は因幡と伯耆の国の一之宮の2社を巡れるかと朱印帳も持参していたがそんな時間的な余裕もなく。自身の個人旅行で行くしかないね。まだ訪ねるタイミングではないのだろう。道の駅で買ったスイカの残りを食べながら、ブログを更新してこれ以上へばらないように早めに休もう。今日は空調入れて眠った方が良さそうだ。
皆皆様も、この暑気に体力を奪われぬようお気をつけ下さい。
正美
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