MARCH 2024 ~ 岩木山神社の「教え」を思い出した・・・


3月も残り数日になった。最後の半月はぐずついた天気の合間に陽射しが差すことの繰り返しだ。今年は春を迎える雨がしっかりと降っていると思う。今も外は雨がしとしとと降っている。石油ファンヒーターを入れなきゃ過ごせないという日もほとんど無くなり、残り僅かな石油を使い切る段階にきた。こういうのも自然的な事柄ではない「春の気配」というものだろう!。

しばらく前から以前の習慣も復活した。マクドナルドの朝活。やっと”この時間はこうするぞ”という前向きな気持ちかどうかわからないけれども体も動いてきた。ただただ”ぼ~”っと時間をやり過ごす日々の虚無感が減った気がする。まだまだなんだけども回復期の糸口をつかんでいるかもしれない。本も読む時間も増えたし、体調もちょっと良い方向に変化したのかもしれない。相変わらずの所もあるが、最近の生活パターンが合っているのか。もうしばらく要観察。

本と言えば、やっと木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」を読んだ。実際は石川拓治という人が無農薬でリンゴを育てることに成功を遂げた木村さんの取材をもとに成功するまでのストーリーテラーになっている。凄く読み応えのある内容だった。この石川拓治という人の言葉の綴り方とても良かったと思う。しっかりとした知識が背景にあるのだろうと。そしてそれに続くもう一冊「すべは宇宙の采配」を読了した。こちらは木村さん自身の著書と言える。だからちょっと不思議お話もあるが、自分も共感する話もあるのでサクッと読み切れた。「奇跡のリンゴ」(文庫)はとても良書なのでオススメです。


25才まで学べ
40才まで研究せよ
60才までに全うせよ

また青森の津軽に行きたくなった。是非、木村さんのリンゴ畑を見に行きたいと考えている。近いうちだ。これは行くと思う。ちょうどそんな事を考えていると、以前に青森に行ったのは約5年前の秋。その時の旅の記録も簡単にブログに残している。岩木山神社に訪ねた時に引いたお御籤の言葉が今年50歳の節目を迎えた自分に響いている。何かを達成できるのだろうか?未だまるっきしわからないけれども、この言葉を思い出して前向きになっていることは確かかもしれない。八戸の「合掌土偶」もリベンジ果たさないと。


先日、月一の写経の納経に一心寺へ出かけた時、写経堂に綺麗な紅梅がさいていた。切り枝が「ししおどし」の石の水鉢にサラッと活けられていた。とってもバランスがいいよね。さっと携帯カメラでスナップ撮りをしてその日の記録と記憶に残した。やっぱりこのサクッと感、持ち運び易さ、そして何よりも自分向きだと感じる瞬時なタイミング撮り。一眼レフを手にしてみて気づいた自分の向き不向き。やっぱり自分は超「スナップ」派だ。

もう春だけど、もうすぐ春ですね。


正美

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